生活。

日々の営み

心が壊れた時

お久しぶりです。

と言っても私のブログの読者など恐らく存在せず、誰に向けて話をしているんだという感じではあるのだけど、形式的に「お久しぶりです」と言っている。何故ならここで文字を起こすのが約一年ぶりだからだ。

一年に一度しか書かないんじゃ、あまりここの存在意義がないような気もするが、そこは目を瞑っていただきたい。

 

去年映画の記事を書く半年ほど前に、実は自分のことを書こうとしていた。内容は「心が死んでしまった」というようなものだった。どういう風にこころが死んでしまったかというと、大好きな音楽が一切響かなくなってしまっていた。

私はthe cabsというバンドが好きだった。そしてそのギターの高橋國光がやっているösterreichというアーティストのライブを去年の9月に観たのだけれど、どうしてか。私はそのライブをみた時に何も感じ得なかった。それは、彼らのライブの出来が悪いとか客層が悪いとかそういうんじゃなくて、ただただ何も感じられなかった。つまり私自身の、個人の問題だった。「ああ、私疲れちゃってるのかも」そう思った。大好きなのに、なんだかずっとゆめうつつという感じであんまりよく覚えていない。知り合いが5,6人くらい居ただろうか。ライブが終わったあとに「今日も良かったね」「あの曲やってくれたね」なんて感慨深く話しているが、何故かそれも受け止めきれず、私はそこにいることがとても気まずかった。

結局、私はその年(去年)の予定していたライブを全て蹴ってしまった。ELLEGARDENのライブやPeople In The BoxPerfumeなど、私が割と昔から本気で好きなアーティストばかりであったが、今の精神状態で彼らを見てもきっと何も思えないと思ってしまったからだ。それはとても悲しい事だったし、悔しいことだった。結果的に言うと行かなくて正解だった。何故なら私はその時期全くと言っていいほどお金が無く、ほぼ不可能に近かったから。仮に精神状態が健康だったとしても行く選択肢は無かったのかもしれない。

 

そこから一年が経った。

今年2023年、3本のライブに行くことが出来た。これから残り3本残っている。要するに私は今わりと元気だ。

と、言ってはいるが、先日今働いてる職場をクビになりお金もいつもの事ながら無く、病院にも行けてない状態なので「元気です!」と言い切れる訳では無い。

 

でも最近思う。とても幸せなんじゃないかって。私は酷い幼少期を過ごし、最悪な親に育てられ、10代を棒に振ってしまったのだけれど、それでも今やっとまともになりつつあるんじゃないかと思う。つくづく(家族を除く)他人に恵まれてきたんだろうな。私は最悪な人間のままだけど、少しずつまともになっていけたらいいとおもいます。

 

前も似たようなことを書いた気がするけど、まあいいよね。

おやすみなさい